『スパイシーフライヤーズ』。この個性的な店名は13種類のスパイスをメニューごとの最適な味になるようにブレンドしていることと、「フライヤーズ」は英語で「フライ」…つまり「揚げる」と「飛ぶ(飛んでしまいそうなほどおいしい)」という意味を込めて2011年に高田馬場にオープン。2013年に恵比寿に引っ越してきました。
同店の外観は黒を基調として、特に夜になると「スパイシーフライヤーズ」の文字が真っ赤に光輝くのが特徴的です。ガラスの壁にはオススメメニューが書かれているので、ふらりと寄ってしまいそうな雰囲気です。
店内に入って直ぐ右側にテーブル席、左奥にカウンター席があるというレイアウト。イスは座る位置が高めの丸椅子を使う事でカジュアルな感じです。お店に入りやすい雰囲気ということもあり女性客も多いそうです。
13種類のスパイスとはどのようなものを使っているでしょうか? 同店には何を使用しているのか壁に大きく張り出しある看板があります。脂肪分解作用と消化促進、脳を活性化させ集中力を持続させる「カルダモン」、肝機能増進と抗酸化作用による老化防止をする「ターメリック(ウコン)」などいろいろ。食材の味を引き出すだけではなく、健康にも効果があるように混ぜ合わせています。これらを料理ごとに最適にブレンドしてお客様に提供しています。店長の村田さんは「スパイスは同じ銘柄で統一しています。同じスパイスでも銘柄が違ったりすると味が変わるからです」。1つでも銘柄を変えるとそれに合わせてほかのスパイスの分量も変えなければいけないほど微妙なさじ加減が必要なので、味を安定させるために統一したブランドのスパイスを採用しているそうです。
同店で良く出る人気のメニューは「アゲノミックス(880円)」です。もも肉、ささみ、砂肝、手羽先の4種類のお肉が一度に楽しめるお得な料理だからです。4つの肉は辛さのレベルも違うそうで、この4つの中では砂肝が一番辛く、ささみがそれほど辛くないそうです。「スパイシーチキン(550円)」はもも肉を1日スパイスに付け込んでから揚げる辛目のメニュー。脂身をそいでから調理しているのでさっぱりと食べられます。「スパイシーポテト(490円)」は太めにカットした皮つきのフライドポテト。これまた独自のスパイスをブレンドしたちょっと辛めの大人の料理です。お酒が進む事はまちがいありません。
「健康を考えたメニューを作っていますし、また無休でやっていますので、いつでもお店にきてください」と村田店長は話してくれました。
※価格は全て税込
スパイシーフライヤーズ
03-6416-9544
東京都渋谷区恵比寿西1-15-2-1F (地図)
18:00~翌4:00(ラストオーダーは3:30)
定休日 なし
駐車場 なし
※記事は2016年10月時点のものです。